扱い良いのは軽い髪?
こんにちは。
美容室でよくいただくご希望のひとつが、
「扱いやすくしたい」
というもの。
そこで「量も減らした方がいいですか?」と聞かれることがあります。
もちろん、毛量が多くて乾かすのに時間がかかったり、内側に髪がたまっていたりする場合は、適度に量を調整することも必要です。
でも、扱いやすい髪=たくさん軽くした髪、とは限りません。
髪は軽くしすぎると、毛先に必要な厚みがなくなって、かえって広がったり、まとまりにくくなったりすることがあります。
特にこれから乾燥しやすくなる季節は、毛先の厚みをある程度残しておくことも大切です。
では、何を変えるのか。
例えば、髪がたまりやすい部分だけ量を調整する。
レイヤーで髪が動く場所をつくる。
毛先にはまとまりを残しながら、顔まわりだけ軽さを出す。
同じ「軽く見える髪」でも、つくり方はいろいろあります。
個人的にカットで大切にしているのは、髪をどれだけ減らしたかではなく、
「乾かした時に、自然にどこへ髪が落ちるか」
ということです。
美容室ではきれいでも、ご自宅で毎朝頑張らないと形にならない髪では、少し大変ですよね。
乾かすだけでもある程度まとまる。
でも、スタイリングをするとちゃんと動きも出る。
そんなバランスが理想だと思っています。
「量が多いから、とにかく軽くしたい」
という方も、一度今の髪の状態を見ながら考えてみましょう。
残した方がいい髪と、軽くしていい髪。
そのバランスを整えることで、毎日の扱いやすさは変わってきます。
これから秋冬のデザインを楽しむためにも、まずは土台となるカットから整えていきましょう。

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